バーマスターのひとりごと2010.5

こんにちは!横浜の地にバーをオープンして早5年。
常連も徐々に増え、どうにか地味にやっています。
俺自身が横浜生まれ、横浜育ちだったから、いつの日か
横浜でデートスポットになるようなレストランをやるのが
夢だったんだけど、どこでどう間違ったのかバーになっちゃった(笑)

そんなお店に今日もいろんなお客さんがやってくる。

この時期は横浜でも1年で一番快適なのかもしれないな~と思うほど
暑くもなく、湿度もなく、そして空と横浜の海は何処までも青く…。

この日の最初のお客さんは、親子4代で横浜に暮らす枡野さん。
もう80歳近いのに、杖も付かず週に何度かやってくる。寡黙だけど
横浜の生き字引みたいな人で、伊勢佐木町が横浜で一番賑わってた
ころも知っている貴重なおじいちゃんだ。
たいがいバーの一番手前のカウンターに座って、ハイボールを2杯。
チーズの盛り合わせ。これはこのバーがオープンした時から変わらな
い枡野さんのスタイルなんだ。

「あたたかくなりましたね。」
「そうだね。」

これだけ。ただ、人と話すのが嫌いというより、みんなが話してるの
を聞いてるのが楽しいんだそうだ。この日は残念ながら枡野さんがい
る間に他のお客さんは来なかったんだけど、誰かが来るのを待つでも
なく、いつもの量を飲んで食べるとさっと席を立って帰る。

なんだかかっこいい。

昔は横浜もかっこいい街で、枡野さんみたいなかっこいい男がたくさ
んいたのかもしれないな~。若い頃お見合いパーティーとかがあった
ら、絶対もててただろうな。
ちょっと憧れるおじいちゃんなんだ。

コメントは受け付けていません。